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​延期となりました

​講師の先生からのコメント

 我々セラピストは、手術や注射、放射線、投薬などの直接的・間接的侵襲が伴う治療が行えません。したがって、動作観察・分析、理学所見や問診から、症例が抱える疼痛や症状(障害)の原因や背景を捉えて、その原因や病態に応じた治療を行っています。特に運動器疾患においては、問題となる組織を同定し、組織に応じた治療を行う必要があります。そのためには、詳細かつ的確な評価に基づいた適切なアプローチが求められます。この「詳細かつ的確な評価」と「適切なアプローチ」は、適正な関節や部位、組織に応じた操作が行えてであり、その基礎となるのが「触診」です。セラピストが「触れて・診ている」組織を、着実に自信をもって認知できなければ、評価・治療とその結果が曖昧なものとなってしまいます。効果が出るところか、増悪させてしまう可能性もあります。

 臨床で「触診」に重きを置いて、触診の講義と実技指導が行える「整形外科リハビリテーション学会認定指導員:グレードA」以上の講師3名から、治療に活かす触診と評価について講演していただきます。「触診・評価の重要性と治療への応用・発展」をテーマに、瀧原純先生(総合病院土浦協同病院、グレードA)から「膝関節疾患・障害」、村野勇先生(総合病院土浦協同病院グレードAA)から「足関節疾患・障害」、山本昌樹先生(明舞中央病院、グレードAAA)から「肘関節疾患・障害」について、実際の臨床を踏まえた講演をしていただきます。

 評価・治療につながる「触診」の重要性について理解を深めると共に、その応用性や発展せいについても学んでいきましょう。

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