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実技講習会「腰部」-総論・触診-広告.jpg

​講師の先生からのコメント

1)慢性腰痛の評価と治療 -総論と評価実技編-

 「慢性疼痛」は、3ヶ月以上続く疼痛とされています。慢性的経過を辿りやすい「腰痛症」は、運動器疾患の上位を占めており、厚生労働省の調査において65歳以上の高齢者の有訴者率が男女とも1位となっています。ゆえに、治療院やクリニック、病院に至る多くの施設で治療が行われています。原因が特定されない「非特異的腰痛」が多くを占めると言われて久しいですが、本当にそうでしょうか? 最近の知見では、腰痛の原因が特定かつ診断可能なものと認識されてきています。慢性腰痛の治療コンセプトは、腰痛を呈する運動パターン(再現性)と症状から、適切な評価に基づいた原因・病態を把握する(診断能力)ことによって、治療対象となる組織と方法を明確にすることです。まずは、慢性腰痛の全体像と特徴を理解するための講義(総論)と、腰痛を呈する原因・病態を把握するための評価について、実際の実技を交えて行います。

 慢性腰痛の評価と治療が適切に行えるように、一緒に学んでいきましょう。

2)腰部疾患の治療に必要な触診技術 -骨・関節編-

 腰部疾患の治療において、的確な評価が必要であり、問題となる組織を同定する必要があります。それには、問題となる組織を触れることができて、原因の同定と病態把握につなげることができます。そのためにも触診のランドマークとなる「骨指標」を的確に捉えられるようになりましょう。また、腰椎椎間関節などの関節も合わせて触診します。触診に必要な解剖学的知識などの講義と共に、目の前で触診のデモンストレーションを行います。

 適切な触診ができるように、一緒に学んでいきましょう。

3)腰部疾患の治療に必要な触診技術 -軟部組織編-

 「-骨・関節編-」を基礎として、骨指標から筋や靭帯、神経などの軟部組織が触診できることを目指します。軟部組織が触診できることで、疼痛や圧痛を呈する組織を同定することが可能となります。また、表層から深層まで、組織の特徴を踏まえた方法を行います。

 適切な評価・治療のために、的確な触診を一緒に学んで実践できるようにしましょう。

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